Diary.

思ったことを書いておく場所。

前髪

いつも前髪は鼻から顎のあたりまでの長さもしくはワンレングスなのですが、

定期的に前髪を作りたくなる。

 

 

前髪があると顔が小さく見えるんじゃないかとか、

若く見えるんじゃないかとか、

そうだ、そうに違いない今の私の悩みは全て前髪で解決だ。

という気分になる時が半年位毎に訪れます。

 

しかし私は前髪を作ると野暮ったくなりモサくなりなんかダサくなり、つまり似合わない。

なのにいつも「今度こそは大丈夫」と謎の自信と共にそれは訪れるのだ。

 

昨日も御多分に漏れずそうだった。

 

 

思い返してみれば、

「前髪作りたいんですよね」

と言った時の美容師さんの小さな機微を見逃してはいなかった。

 

「お、やります?」

 

この返事には

「この人前髪無い方が似合うけど希望されるならやってやれないことも無いけど」

という含みがあることに、私は一瞬で気付いた。

しかし私はやった。

担当の美容師さんを信頼している。

今まで美容院難民だった私がようやく行き着いた人なのだ。

センスがいい。

段の位置、量、毛先の梳き方、完璧なんだ。

上手いんだ。

 

 

今回も前髪の幅、量、長さ、すべて丁寧にやってくれた。

重すぎず、軽すぎず、ほんと完璧で好き。

生え癖があって難しいはずなのに、なんてナチュラル。

シルエットも今っぽいし子供っぽくない。

 

 

だけど残念ながら、私には似合っていないのだ。

 

上手な人だから、前髪が似合わない私にも似合う様な前髪を作ってくれた。

だけど、

わたしってほんとーに、

前髪が似合わないんだなあ。

 

そして美容師さんもそう思っているだろうから、

「お似合いです」

とは言わなかった。

この方のこういう所が好きだ。

だって似合ってないもんね。

わかる〜気持ちわかる〜

似合わないもんは似合わないんじゃ〜。

 

すごく上手な美容師さんの、100%の力を引き出してくれたのに、似合わなくてほんとごめん。

初めて行った時、あなた私に言ったもんね、

「前髪無い方が似合うと思う」って。

なのにほんとごめん。

 

でもなんだかんだ言って前髪有りの久しぶりな感じは、目の上がムズムズして嬉しいし、気に入っている。

 

 

顔の面積は小さくなったはずなのにどうして顔が大きく見えるんだろうね?

不思議だわ。。